小島健と付き合って別れて元彼になる話

 

いつも湯船に浸かる時はだいたい動画をぼーっと見ているんですけど、その日は年下彼氏#9.10の放送日。伝説の正門氏の「俺、元彼」が世に放たれる夜だったんですよ。

 

まだ見ぬ正門くんの元彼ポジ🤔💭

そういえばAぇ全員、元彼になったらどうなるだろう…と考え始めたらなんだか妄想が止まらなくなってしまい……お湯が冷たくなるまでTwitterに垂れ流してました。

 

それがこちら👇

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(こら)

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その中でもこじけんとたいちぇがめちゃくちゃ自分の中でハマって(皆さんどう思いますか?)

ちょっとこれははてブ書いておかなきゃ〜という衝動に駆られた次第であります。まずは小島健くんが元彼になる話から!

※私の個人的なすごく勝手なイメージですので、何卒ご容赦ください(丁寧なお辞儀)

 

 

 

小島とは1年の頃必修の授業が同じで知り合った。まだ知り合いがいなかった私はいつも教室の一番前で大人しく授業を受けていて。ある日の授業開始15分くらい経った時、急に教室の前の扉がバン!っと開いて、みんなの視線が一気に集まった。びっくりさせられたのはこっちなのに、入ってきた奴は困惑した様子で「えぇ…!」ってめちゃくちゃきょどってた。小声で謝ってたけど普通に遅刻だし教授にはマイク越しで怒られてたし、かなり変な奴。

そしてそのまま空いていた私の隣に、「ここ空いてる?」って聞くと同時に座ってきて、レジュメも見せてもらえませんか?と(一応申し訳なさそうにはしていたが)かなり厚かましかった。僕まだこの授業に知り合いおらんくて、と連絡先を交換したのが始まり。

LINEに追加された「小島健

タンクトップに「けんちゃん」と書かれた少年がよろしく!って言ってるスタンプが送られてきた。

それから少しずつ話すようになったけど、「ごめん!寝坊したから出席カード取っといて!」とか「試験範囲どこか知ってる?」とかの連絡ばっかりで、いつも私が怒って小島が謝るという構図が完成していた。

でも寝坊して遅れてきたくせに購買で買ったプリンをドヤ顔で渡してきたり、バイトまで暇やろってラーメン連れてかれてたまに奢ってくれたり、斗亜くんという高校の後輩の受験の相談に乗ってあげてたり、小学生みたいなことして友達とふざけてひゃーひゃー笑ってたり、

なんだかんだ一緒に過ごすうちに小島は悪い奴ではない、むしろ良い奴だと分かってきた。

 

結局サークルも同じで、授業もほとんど被ってたことに気付いて、ほぼ毎日小島と顔を合わせるようになった。そこから何故かは覚えていないけどなんとなく自然と一緒に行動するようにもなった。

サークルでは経済学部の大晴と経営学部のひとつ先輩の誠也くん(私の同期の1番可愛い子と最近付き合い始めた)ともよく一緒にいた。

ある日サークルの後、大晴から「そういえばこじけん、最近俺のクラスの女子からかっこいいって言われてんで」と聞いた。そういえば、今まで小島をそういう対象で見た事がなかったけど、確かにあいつは顔がめちゃくちゃ良い。流れでずっと一緒にいるけど、なんであいつは私と一緒にいるんだろう。なんで私はあいつと一緒にいるんだろう…。

 

その後も小島とは相変わらず毎日一緒にいたし、大晴と誠也くんとの4人で毎週のように飲みに行って終電ギリギリまでずっとひゃーひゃー騒いでた。基本的に誠也くんをみんなでいじってうっさいわ!やめとけ!って怒られる。だけど、たまに奢ってくれた日はさすが聖夜様!抱いて〜!って褒めちぎるからお前ら調子ええな!ってやっぱり怒られる。

でも学部が違う大晴と聖夜様とは授業は被ってないから、基本的には小島といた。私たちが付き合ってるという噂を耳にしたこともあったけどわざわざ否定もしなかった。

 

そして確か1年の秋くらい、必修の5限の授業が終わったあと2人で飲みに行って、珍しく2人ともまあまあ酔っ払った。

終電ギリギリで人が少ないホーム

小島が突然「俺やっぱりお前とおるんが一番楽やわ。」と言った。酔っ払った頭に、前になんで小島は私とずっと一緒にいるのかを考えていた記憶が蘇ってきた。

…………なんじゃそりゃ。

『それってどういうこと?』

「え、いや、まぁ」

『何?』

「まぁまぁ、そういうことやん??」

『はあ?楽っていうのは家族みたいってこと?兄弟みたいってこと?おかんみたいってこと???』

「いや、待って、ちゃうちゃうちゃう、なんでキレてるん?てか、おかんとおる時楽ちゃうし」

『…』

「まぁ家族みたいな安心感はあるけどな………いやちゃうくて………小島の女にならん?ってことやん?」

 

 

今考えたら全然ロマンチックじゃないし、なんか偉そうじゃない???(でもこれに照れてしまった私も私!!!)

 

 

 

まって、付き合うまで鬼長ない????私もともと元彼の小島健を書きたかったんですよね????いけてる??(いけてない)(ここまで全然小島健感がなかったら申し訳ないです土下座)

 

 

さっ、気を取り直して続きいきます。

 

 

 

それからお互いの家を行き来するようになって、大晴とか誠也くんには直接言わなかったけど、サークル終わりにみんなで飲んだ帰り、2人で同じ方向に帰るようになったからそれで気付かれたんだと思う。付き合っても関係性はあまり変わらず、ただずっと一緒にいて、居酒屋でたらふく食べて飲んだ後、締めのラーメンに連れてかれて、どっちかの家に帰る。「今日お前んちな」ってほんとに自然と半同棲になった。

 

そして付き合って丸2年、大学3年の冬になった。

サークルは秋の学祭で引退、単位もほとんど取り終えてて授業もゼミだけだった。

小島は小学校の先生になるらしく、教員免許を取るために教育実習とか毎日忙しそうにしていた。

私は一般企業への就職活動を始め、生活リズムは少しずつ合わなくなり、それぞれの家で寝泊りするように。

 

そのうち私は東京に行きたい会社が見つかり、東京での就職を考えるように。

一度小島に東京で就職するかもって伝えたら「そうなん、おまえ標準語になるん」(そこ?)と言われた。大阪で就職してくれとは言わないんだと思った。でも本人には聞かなかった。将来を期待しているみたいで嫌だったから。

 

結局、4年の夏前に行きたかった東京の会社に内定をもらい私は割と楽な生活に戻った。小島はというと教員免許を取るための試験でずっと図書館や家にこもりっきり。

気付いたら1か月くらい連絡を取っていなかったけど、無理に連絡はしなかった。ずっと一緒にいたから分かり合えている。そうどこかで思っていたから。

けど、そうでもなかった。

ずっと一緒にいたことが裏目に出てしまって、常に隣にいるのが当たり前だった私たちは、これまで寂しいとか会いたいとか言う必要がなかったのだ。連絡しなくても分かり合えているなんて嘘、本当は寂しくて仕方がなかった。けれど今更家族と変わらない相手に寂しい会いたいなんて連絡できなかった。

 

ある日、広告代理店への就職が決まったらしい大晴と久しぶりに会ってご飯を食べていた。大晴には話してみようと思い、小島とのことを打ち明けた。なんか話し出したら止まらなくなって、最終的に、これ付き合ってるっていうんかな?まって、付き合うってどういうこと?彼女ってどんな存在???と質問責めにしてしまった。

『まあまあ、ちょっと〇〇ちゃん、落ち〜着いてぇ〜くださぁ〜』

何かが始まりそうだったので、諦めて早々にラーメンをすすって食べ終えた。相談する人間違えたな。『でもこじけんはちゃんと〇〇のこと考えてると思うで。』と最後に言われた。

 

久しぶりに小島と会えたのは試験が終わった後、なんだか少し痩せてるように見えた。結果はもう少し先に出るらしい。お疲れ様とひとことだけ伝えた。寂しかったとか会いたかったとか小島はどう思ってた?とは聞くことはできなかった。

小島との生活は少しずつ変わっていった。授業とサークルがなくなった分、会おうとしないと会えなくなった。お互いバイトをする毎日、たまに休日を一緒に過ごすくらい。

 

ある休みの日、うちに泊まりに来ていた小島にずっと考えていたことを聞いてみた。「小島ってなんで私とおるん?」『急にどしたん?なんでって……ずっと一緒におるやん』「なんで?」『おって一番楽やから?』「好きやからじゃないん?」「……」

そして私は小島と会えなかった期間に考えていたことを伝えた。小島とは一緒にいすぎてしまった。まわりの恋人同士のようにお互い会いたいと思って会うのではない、当たり前のようにずっと隣にいる、本当に家族のような存在になってしまった。

小島は私が淡々と話す内容を時折うん、うんと相槌を打ちながら聞いていた。驚いてはいない様子だった。そして俺もなんとなく同じようなことを感じていたと言った。そっか、やっぱり。

最後は思ったよりも簡単だった。どちらも別れようとは言わなかったけど、お互い最後なんだなと分かっていた。遅いし別にいいよと言ったけどまあ普通は帰るやろと小島が自分の家に帰っていった。これが最後だなんて全然思えなかったけど、家を出る間際、俺も寂しかったでと言われた。ああこれで最後なんだな。

 

小島と別れて数週間が経った。長い間付き合っていた分、寂しくないと言えば嘘になるけど小島とはゼミで普通に会っていたし、お互いの空気感は全く変わらなかった。

ゼミの帰り2人で駅まで帰っていたら大晴と会った。めちゃくちゃ久しぶりやん!!!と相変わらずニコニコと聞こえてきそうな笑顔。いつもの流れで飲みに行くことに。最終面接でギャグしたら受かったという大晴の自慢話とか誠也くんは1年目やのにバリバリの金融マンらしいとかうちらの同期の彼女とは別れたらしいとか話題が尽きなかった。ふと大晴が

『そういえば、こじけんと〇〇は最近どうなん?落ち着いてどっか遊び行った?』

 

「あぁ、そういえば別れたで俺ら」と小島が言うと、『えええぇ????!!!』と目が飛び出そうなくらい驚いている大晴。一通り話したら、そっか、そっか〜と少し寂しそうにしていたけど、私たちの変わらない関係性を見て安心したのか、しゃーないなぁ今日は俺の奢りや!飲もう!!!とよく分からないけどハイテンションで本当に奢ってくれた。

 

 

 

数年後、東京で暮らしながら働く私に手紙が届いた。小島からの結婚式の招待状だった。小島結婚するのか。

 

当日、大晴や誠也くん、サークルの友達に久しぶりに会って懐かしい気持ちでいっぱいになった。みんなから新婦は〇〇かと思ったわ〜って冗談で言われて、いやいやなんでよ〜って笑ってごまかした。小島は相変わらずへらへらしている部分もあったけど、勤務先の学校で出会ったという可愛らしい新婦さんの隣で男らしく立っていた。

披露宴が始まり、大晴とサークルの何人かで作ったというサプライズムービーの上映。この頃髪色明るいなぁやっぱ若いわとか懐かしい気持ちに浸っていた。

なんとなく気付かないふりをしていたけど、やっぱりどの写真を見ても私の隣には小島がいた。知らないうちに涙が溢れていて、でも自分がなんで泣いているのかは分からなかった。暗い会場、新郎新婦にスポットライトが当たっていたけど、小島の顔なんて絶対に見れなかった。ふと隣からハンカチが、大晴は何も言わず私の顔も見ず、ハンカチを渡すとサークルの友達と一緒に懐かしいなぁと笑っていた。

 

記念写真のために新郎新婦がテーブルを回って来た時、初めて小島と話した。奥さんめちゃくちゃ可愛い人やん!と言うと嬉しそうに、そやろ!と即答。その時ああ小島が幸せそうで良かったと心の底から思った。私の結婚式にも呼ぶわ!と伝えた。

 

 

その数ヶ月後、小島のインスタに上がった可愛い赤ちゃんの写真。いいねをつけた後、しみじみと小島がパパになったんか〜とか絶対将来イケメンになるなぁと考えていると、

何みてるん?と隣からスマホを覗き込んでくる晶哉。会社のひとつ下の後輩。同棲している私の彼氏。昔付き合ってた人が赤ちゃん生まれたんやって、そう伝えて画面を見せると、晶哉は突然真剣な顔になって私のスマホを机に置く。

 

 

 

 

〇〇ちゃん、僕と結婚してくれませんか?

 

 

 

 

 

はいーーーーー!!!!!!

ごめんなさい完全に願望が出てまいました。そしてだらだらと非常に長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださっている方は果たしていらっしゃるのでしょうかッ!!

 

いや〜これ小島くんっぽかったですかね。私は小島くんはお別れしても2人の関係性は変わらないんじゃないかなぁと妄想しました。あと付き合ってる時は基本的にずっと一緒にいそう!いつ会おうとかじゃなくて常にいる、みたいな。どうですかね。

あと私、教育学部じゃないので教職課程のこと分からずに書いてしまいました。すみません、試験時期とか色々間違えていてもどうか目をつぶってください。あとあと関西弁なんですが、もともと関西圏の出身ではあるんですが、なんとなく違うみたいなんです。こんな言い方しないという箇所があれば教えてくださいすみません。関西弁沢山勉強します。

自己満で書き進めましたが、なかなか楽しかったです!(指を酷使したため皮膚の感覚がばかになってきたけど)たいちぇバージョンも気が向いたらまた書こうかなと思います。

 

ここまでお付き合いいただいた皆さん、本当に本当にありがとうございました☺️

大好きです一生かけて幸せにします(重)